探偵!ナイトスクープで検索すると、この書籍がヒットしました。
ワンコを家族に持つ者としては、なんとも言えません。
帰ってきたジロー
家族に会うために旅を続けた柴犬ジローの感動童話
■ ハート出版のドキュメンタル童話・犬シリーズ ■
帰ってきたジロー 柴犬730日愛と勇気の旅
飼い主がマンションに引っ越すため、兵庫県から滋賀県の親戚に引き取られた柴犬ジロー。
しかしジローは二年がかりで直線距離70キロを歩き通し、兵庫県の飼い主のもとへ帰り着いたのだ!
ジローをめぐる飼い主一家の愛のドラマと、さすらいの旅を続けたジローの勇気をドキュメンタリータッチで綴る感動の童話。
犬の年齢が人間の何歳に相当するかって、いろいろな説があるけど、犬の2年は人間で例えると8~10年になります。この年月をかけて飼い主さんの元へ戻る動物の愛情。
最近は兵庫県であった捨て犬問題や動物虐待。そして人間の親殺し、子殺しなど生命を軽く考える事件がNEWSで取り上げられたりしますが、世の中なにか間違ってきているのでしょう。
もう少し、ネットでジロー君のことを調べてみると、
ジロー君が兵庫県の飼い主さんの元へ戻ってからのお話がありました。
帰ってきたジローもうひとつの旅
紹介記事です。
「アンビリバボー」「探偵!ナイトスクープ」等TV雑誌で大反響!
2005年3月13日の日曜日、「武内ジロー」永久の眠りにつく。
マンション問題や阪神大震災をのりこえて、家族と過ごした時間…。
ついにおじいちゃんになって徘徊、体重も半分になり、赤ちゃんにもどって天国へと帰っていったジローの愛と涙の物語。
“平成の名犬”21才11カ月永眠主人の家を求めて70キロ、730日の孤独な旅の末、わが家にたどり着いた「奇跡の旅」から17年、今度は「生涯の旅」を終えるまでの感動の日々を描く。
「はじめに」より
雨あがりの空に、白い雲がぽっかりとうかんで、うす日がさしはじめました。
あちこちの家のいけがきに、あじさいの花が、水いろのくすだまをならべたようにさいています。
(あさっては、あの子の月命日……。あの子が天国に旅だってから、もう、三か月になるんやわ)
ベランダで洗たくものをほしながら、おばさんは、ものおもいにふける顔になりました。
「そうや、わすれるとこやったわ」 ひとりごとをつぶやくと、おばさんは、いそぎ足で六畳の和室にやってきました。
「ほーら、ジローくんのね、だーいすきだったたまごやき、きょうはね、とくべつにでっかいの、つくったからね」 仏だんのよこにしつらえたテーブルに、おばさんは、たまごやきをそなえました。
(ジローくん……。とおいとこへ、いってしもうたんやねぇ) 両手をあわせてお祈りしてから、おばさんは、息子の写真を、ぼんやりとながめました。
がくぶちの中で、元気いっぱいだったころの息子が、前足をすっくとのばして、それはかしこそうな顔をしてすわっています。
いまにも、ワン、ワンワン! と、こたえそうです。
そのジローが、しずかに永遠の眠りについたのは、二〇〇五年(平成十七年)、三月なかばのこと。星がふるように、うつくしい夜でした。
ジローは、二十一歳十一か月。あと一か月で二十二歳になるところでした。
ジローが亡くなって、その亡きがらは、動物霊園で火葬され、小さな骨になりました。
火葬というのは、死体を焼いてほうむることです。その火葬のとき、動物霊園の係のおじさんが、ジローの遺骨に手をあわせたあと、こういいました。「いやぁ、ジローくんは、よう、歩いた犬ですなぁ。こんなに骨がじょうぶで、しっかりしているのを見たのは、はじめてのことですよ」
くびをかしげながら、おじさんは、ふしぎでならないという顔になりました。 ジローの骨が、とてもじょうぶでしっかりしていたのには、じつは、わけがあったのです。
(やっぱし……、あの旅で、あっちこっち、さまよい歩いたんやね。よう、がんばったね、ほんま、よう帰ってきてくれたね)
うっすらと涙がにじんだおばさんの瞳に、とおい、とおい日のジローのすがたが、ゆっくりとうかびました。
プロフィール
ホームページ制作・デザイン・印刷、お問い合わせは全国から承っております。
Blogネーム:キューブス[CUBES]
職業:デザイナー(SOHO)
性別:オトコ
2006年から独立。
MacからWin、 そしてLinux使い。ちょっと変なデザイナーです。
DTPとWEBをメインに頑張っています。
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